受け取るものと与えるもの

2017年08月14日 04:38

 

 

急速に進む少子化

労働力の確保が大きな課題

 

新卒の就職率は回復し

売り手市場などと言われているけれど・・

 

中小企業の人手不足は深刻

 

労働条件や福利厚生、ワークライフバランス重視

仕事の安定、生活の安定、将来のビジョン

できるだけ良い会社に就職したい

そりゃそうだ

 

 

でも・・それってさ

 

自分が受け取るものばかりにフォーカスしてません?

 

働いてお金を得るってことは

自分の労働価値に対する対価ですよね

 

自分が与えるもの、貢献できること

フォーカスするのはこっちじゃない?

 

私が貢献できることはコレです、って

言える自分になる方が先じゃない?

 

あれこれ拘って選択肢を狭くするのってもったいない

経験を積めるチャンスがあるならやってみればいい

チカラをつけることに意識を向けた方がいいと私は思うなぁ~

 

 

 

それから・・

 

このblogを中小企業の経営者が読むことはないと思うケド

 

頑張ってる人、いっぱいいます

非正規で正社員になりたい人、いっぱいいるんです

 

即戦力が欲しい、若い人材が欲しい、そうでしょう

でも・・

 

非正規で頑張ってきた人は、

新しい職場で仕事を覚え人間関係を作っていく職場環境への適応力も柔軟性もある

何度転機に立たされても負けない底力もある

いろんな視点も持っている

多少経験が浅くても、転職回数が多くても

年齢が高くても

入口でシャットアウトしないで欲しいと思う

 

雇用や人材育成、環境整備・・

中小企業向けの助成金制度は沢山ある

労務管理や雇用を見直す良い機会なんじゃないかなぁ

 

頑張ってるのにチャンスがもらえない人がいて

一方で、雇いたいのに人が来ない会社がある

このチグハグが悔しいって思う

 

労働者も企業も

互いに、受け取るものと与えるものがある

 

100点満点じゃなきゃダメなの?

100%クリアしてなきゃダメなの?

 

50%+伸びしろとか・・

50%+人柄とか・・

100% 直感とか・・・

可能性があってワクワクする

いいと思うんだけどなぁ

 

 

 

キャリアコンサルタント 大塚 恵久

 

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