産業カウンセラー学科試験について

2017年01月14日 03:24

 

1月22日(日)は産業カウンセラー学科試験です

 

受験される方は、いよいよ追いこみですね

 

私が受験したのは2014年度です

その時の学科試験について少し書こうと思います

あくまで当時の情報であることと、

個人的な感想なので参考程度に読んで頂けるといいなと思います

 

 

まず、学科1マークシートの選択問題ですが

選択肢のひとつひとつがやたら長くて複雑な文章になっていました

わざとわかりずらくしてるのか・・・と思ういくらい難しかった

 

なので、わからない問題は飛ばして、

ひととおり最後までやった後に、飛ばした問題に戻りました

全問マークシートを埋めるのがやっとで、見直しをする時間はなかったです

わからない問題で時間をとられるより、取れる問題で確実に点を取るほうがいいと思います

 

 

私の勉強法ですが・・

ただ暗記するのではなく、流れや繋がりで理解するようにしました

 

例えば・・・

 

20世紀初頭、アメリカでは能率低下や組織的怠業が問題になっていた

そこで、テイラーが提唱したのが科学的管理法

一定の作業基準を決めて

それより仕事ができた人にはより高い賃金を

できない人には低い賃金を支払うという差別的出来高制

でも、労働者は機械じゃないんだ!って批判された

 

じゃあ、作業条件と作業効率の関係を調べよう!

メイヨーとレスリスバーガーがホーソン工場で実験をした

結果、物理的な条件で作業効率が変わるんじゃなく

インフォーマル組織によって人は動機付けされることがわかった

 

人と人との関係や社会的欲求の充足が大事なんだ~

 

マズローの欲求階層説、それを修正したアルダーファのERG理論、

ダグラス・マクレガーのX理論・Y理論・・・

 

こんな感じだったと思います

繋がりを理解すると比較的覚えやすい・・かな

あくまで私の体験談です

 

 

学科2逐語問題について

 

養成講座の課題で何度かやっていると思うので特筆することもないですが、

あえて言うなら、先読みした答えを書かないように注意してください

例えば、逐語記録のCL3の気持ちについて聞かれた場合

それ以降の展開はまだわからないので、あくまでCL3の時の気持ちを答えます

 

 

どんな試験でもそうですが大事なのは・・

 

最後の1秒まで絶対にあきらめないこと!

 

 

 

試験会場について

 

試験会場についたら、まずトイレに行っておいた方がいいです

会場によっては、極端にトイレが少ないことがあり長蛇の列になります

私が受験した年、ある試験会場では女性トイレの数が少なすぎて

男性トイレを女性用に変更し、男性は別フロアのトイレを使ったそうです

休憩時間にトイレに行く時も、ダッシュで

 

また、試験会場によって時計がないことがあります

腕時計を忘れずに

 

筆記用具は鉛筆(シャーペン)と消しゴム、それぞれ2個ずつあった方が安心です

マークシートは鉛筆のほうがいいと思います

 

 

産業カウンセラー試験は

過去問も公表されませんし試験問題も持ち帰れません

試験が終わっても答え合わせができないんですよね

自分が何点とれたのかも結局わかりません

なんとなく・・すっきりしない感じが残る試験です

 

実技試験を受験される方も

まずは学科試験に集中ですね

 

受験生のみなさん

合格目指してがんばってくださいね!

 

 

キャリアコンサルタント 大塚 恵久

 

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