逆転の発想

好きなことがわからない・・・

やりたいことがわからない・・

悩んでいる方もいらっしゃるでしょう

職業相談の時は

これまでの経験の棚卸とか

興味、関心、やりがい、価値観・・

仕事をする上で活かせるもの、強みにフォーカスするのが王道ですが・・

あえて

逆転の発想をしてみるのもいいですよ

好きなこと、やりたいことがわからないなら

嫌いなこと、やりたくないことに

まずはフォーカスしてみるのもひとつの手です

嫌いなこと、やりたくないことを先に削る

なぁ～んだ、そんなことか、と言うなかれ

これには沢山のヒントがあるんです

なぜ嫌いなのか

なぜやりたくないのか

そう思った根拠があるはずです

きっかけがあるはずです

自分の中に情報があるのですからそれを思いだしてみましょう

嫌い、を知ることで、好きのヒントを

やりたくない、を知ることで、やりたいのヒントを

逆の視点で見つけることもできるのです

嫌いなこと、やりたくないことを削った後に残っているのは

好きなこと、やりたいことの方に少しでも針がふれているものになりますよね

そうしたら

ここで

今までやってきたことに

どのくらい時間をかけたか

どのくらい悩んだか

どのくらい努力したか

何をどうやって乗り越えたか

時間と労力（・・とお金）を何に使ったか

その比重の大きさと

その経験から何を得たのか

好き、やりたいに針がふれた理由、根拠は何か考えてみましょう

この作業をすることで方向が見えてくるのではないでしょうか

それから

もうひとつ忘れてはいけないものがあります

それは

未知のもの

あなたの知らない世界（笑）です

自分に何の情報もないために

選択するという発想すらないもの

「なんじゃそりゃ？？」なもの

全く経験も情報もないものは

今は選択肢に上がらないのでしょうけれど

いつの日か「なんじゃそりゃ？？」に出会った時には

情報をインプットするチャンスです

知る、学ぶ、触れてみてください

最後に・・・

嫌いなこと、やりたくないことに

あえてチャレンジするのも超オススメです

なぜなら

その答えは・・

やってみればわかります（笑）

カウンセラー　大塚　恵久